dvipdfmxでのフォントの埋め込み

IPAexフォントを埋め込んだpdfを作ったので、その作業メモ。
まず、IPAexフォントをインストールしておく。ipaex.mapファイルを作成。dviファイルのある場所に置いておくと楽。フォントを組み込むときのオプションは-f。A4の原稿をB5に縮小するオプションも一緒に指定すると以下の様になる。
dvipdfmx -f ipaex.map -m 0.865 -p b5 -o out.pdf in.dvi
これで、example.pdfにipaexフォントが組み込まれる。フォントが組み込まれているかは、アドビreaderのプロパティで確認できる。

完成

Emacsアプリケーションに関する本が完成しました。タイトルは「Emacsアプリケーションガイド」で、すでに、お知らせしたとおり、過去に発行したEmacsに関連する本の総集編となりますが、バージョンアップ等に対応して、内容は更新してあります。

コミックマーケット75の新刊について

新刊は、Emacs関連の過去に出した本の総集編となりますが、内容は、取り上げているソフトウエアのバージョンアップにともなって、加筆修正してあります。したがって、Mewのように大幅にバージョンアップしているソフトウエアに関する部分は、当時とまったく変わっています。また、いつものバックナンバー集「G-ROM2008Vol.2」も発行予定です。

値切り問題

もともとの記事(FANTA-G)では、値切っている光景を目の当たりにして、違和感を覚えたことが書かれていた。そして、これに対して、こちらの記事(WebLab.ota)では、値切ることは、楽しむことではないかと問題提起されている。値切り問題と言うより、価格設定がどうなっているかの話だろう。この記事で上げられている瀬戸物市は、本来は、難ありまたは、陶芸家が納得していないものを安く売るためのもので、必ずしも一般的な市場に出せるものが出ている訳ではないという実態がある。この点を踏まえると、同人誌即売会がどういうもので、瀬戸物市の商品とどう違うかを明らかにした上で論じる必要がある。同人誌即売会で販売される同人誌の価格設定は、利益を極限まで減らしているものが多い。したがって、値切りに応じることができない場合も多い。一方、在庫処分で、価格改定をして販売することもある。また、同人誌が瀬戸物と違うのは、著作物であるということであり、それに対応する商業作品は、漫画や雑誌、書籍であり、これらは、再販価格維持商品として流通している。創作をする側、つまり、サークルにとって、著作物であることから、暗黙の了解として、値切られることを想定しておらず、提示された価格で販売が行われるということが成り立っている。これが、購入する人(購入する人は、一般参加者だけではない)に値切ることを抑止する圧力となっているのではないだろうか。また、サークルがすべてのリスクを負っていることから、価格決定権はサークルにあり(一般の書籍等もコストの上に利益率を設定して出版社が決定するものだが)、それに釣り合わなければ、買わなければいいだけの話である。
価格決定権がサークルにあるということは、値下げ販売は、行われてもかまわないということである。まあ、イベント開催中に値下げをするのは、個人的には、ちょっと、気が引けるが、別のイベントで値下げをして販売するのは自由だと思う。また、サークルの都合での値下げ(たとえば、在庫がだぶついているとか)は、上で述べたように、問題は無いはずである。
いろいろと、理屈をこねてきたが、この話題は、はっきり言えば、余計なお世話な話題であって、釣られたというのが真相かもしれない。

新刊完成

「Emacsで楽しむWeb2.0」の印刷および製本がおわり、完成した。今回は、表紙の紙を上質紙にしたので、耐久性が以前より増したと思います。
今回も、pdfにしてからAdobeReaderやAcrobatで印刷したが、右綴じ、左綴じの設定、小冊子の印刷を選んだときの実際のページと紙の枚目の関係に悩まされた。結局、表紙とそれ以外に分けて印刷することで、期待通りの印刷になって安心した。それでも、印刷が終わるまで、いろいろと試行錯誤する羽目になり、1時間かかってしまった。

G-ROM2008Vol.1完成

「モバイルLinux環境の構築」の改訂作業が終わり、「G-ROM2008Vol.1」のライティングとレーベル印刷も済んだ。あとは、Emacs本の方の印刷と製本が残っている。

dvipdfmxのオプション

mで出力ファイルの倍率を指定、pで出力用紙の指定ができる。もとがA4のdviファイルをb5のpdfファイルで出力するには、以下のように入力する。
dvipdfmx -m 0.865 -p b5 -o out.pdf in.dvi

コミックマーケット74の新刊について

「Emacsで楽しむWeb2.0」とバックナンバー集「G-ROM 2008Vol.1」になります。「Emacsで楽しむWeb2.0」は、コミックマーケット73で発行した「Supplement」の内容の一部と新たに書き下ろしたmixi-el、BloggerPost、trampおよびemacs-wgetについて書いてあります。どちらかというと、マイナーなものを取り上げているので、持ち込み部数は少なめになる予定です。「G-ROM2008Vol.1」は、「モバイルLinux環境の構築」については、版を改めてあります。変更点はsuspend2からtuxoniceへの移行にともない、対応する部分の修正とntpクライアントの設定の追加です。

とらのあな

秋葉原と新宿のとらのあなで、購入できなかった新刊を補充。秋葉原、新宿の順番で回ったが、結果としては、新宿で済んだ。DAWとG SCAN CORP.は、見つかったが、介錯は見あたらなかった。こうなったら、中古でさがすか。

新刊情報

新刊は「Supplement」および「G-ROM2007Vol.2」の2種類になります。「Supplement」は、今までのEmacs本で掲載できなかったマルチメディア関係を中心にしています。また、「G-ROM2007Vol.2」は、いつものバックナンバー集となります。価格はともに100円を予定しています。